退職理由で本音と建前を使い分ける

IT業界ではエンジニアやプログラマーなどの需要が高く、転職したいと考えると求人が豊富にあるため魅力的な選択肢が見つかります。職場に不満を持ったときやキャリアアップを目指したいときなどには、IT職の人は転職を選択肢にする傾向が強まっているのが現状です。
転職に際しては退職理由の説明を求められることが多いですが、転職に成功している人の誰もが本音を伝えているわけではありません。中には本音で伝えて問題がない人もいるものの、多くのケースでは本音と建前を使い分けることによって転職に成功しているのが実情としてあります。
IT職の退職理由の本音として多いのが、職場での待遇の低さや労働環境の劣悪さです。このようなネガティブな理由で退職したと伝えてしまうと、採用してもらえることは限りなく低くなるでしょう。ネガティブな内容の本音は包み隠して、やむを得ない理由を使うか、ポジティブな理由を建前として作ることでうまく面接を切り抜けている人が多いのです。
引っ越しが必要になった、配偶者が転勤になった、親の介護が必要になったといったやむを得ない理由で、労働時間が厳しくない職場を選んで転職するのは適切で納得してもらえます。たとえ仕事が多くて辛かった場合でも、それをポジティブに捉えて、希望する企業の事業に経験を生かして企業成長に寄与できると考えたから退職したというのも効果的な答え方です。
このような工夫ができるかどうかが、転職の成功の可否を分けています。